SharePointサイトカスタマイズのさいしょのいっぽ

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Office365のSharePointサイト使ってますか?
Officeやメール、Lyncは使ってるけど、SharePointはよくわかんない。。。という声が聞こえてきます(おもに自分の中から)

この記事は 「Office 365 Advent Calendar 2013」の12月15日分として掲載しています。
前回のクリエ・イルミネートの沼口さんの「SkyDrive Pro のススメ」から受け継ぎました。

SharePointサイトをカスタマイズしてみよう

一見するとSharePointサイトはWebページです。
でも自分でHTMLを書く必要はなくて、Webパーツをペタペタと貼るだけでいろんな機能を実現することが出来ます!
。。。って言われてもこの状況では何をやってよいのか素人にはわかりません。
O365_NewSite2

この何もない状態から少しだけカスタマイズしてみましょう。
左メニューの[サイトコンテンツ]をクリックして、アプリの追加をクリックします。
O365_NewSite3

一覧の中から[予定表]を探してクリック、名前を「全社カレンダー」として作成してみます。
O365_NewSite4

新しいアプリ「全社カレンダー」が追加されました!
O365_NewSite5

アプリが追加されただけではまだ使えません、実際にサイトに配置してみましょう。

[ホーム]に戻って(サイトでの作業の開始の[このパネルを表示しない]をクリックして消しつつT)右上の「編集」ボタンをクリックして少しだけ編集してみます。
O365_NewSite6

一番上の空いているところにカーソルが入っていることを確認しつつ、
リボンメニューの[挿入]タブの[アプリパーツ]をクリックします。
先ほど作った[全社カレンダー]があるので、クリックして[追加]します
O365_NewSite8

カレンダーがサイト上に追加されました♪
リボンメニューの[保存]をクリックしてデザインを確定します。
これでポータルメニューにカレンダーを設定することが出来ました。
O365_NewSite9

作成したカレンダーにいくつか予定を登録するとそれっぽくなります。
ドキュメントもそれっぽくフォルダとか作ってみましょう。
O365_NewSiteA

 

サブサイトを作ろう

トップページはそれっぽく作ることが出来ましたが、ドキュメントなど全社員に見せるものと見せないファイルを分けたくなります。
トップサイトにあるドキュメントでアクセス権限を設定することもできますが、サブサイトを作って、サイト毎のアクセス権限を付与する方法をおすすめします。
イメージとしてはこんな感じです。
o365_potal1

トップレベルサイトは全員を対象とした情報共有の場所として、
サブサイトは各プロジェクト毎のタスク管理やドキュメント共有を行う場所としたほうがよいでしょう

サブサイトを作るのもとても簡単です。
左メニューの[サイトコンテンツ]から[新しいサブサイト]をクリックします。
O365_NewSubSite1

名前などを適切に設定します。
この時に[固有の権限を設定する]にチェックを入れて保存します。
O365_NewSubSite2

[固有の権限を設定する]にチェックを入れた場合、権限設定画面が次に表示されます。
ここで適切なユーザーまたはグループを設定して、アクセス権限を設定します。
O365_NewSubSite3

新しいサブサイトが出来ました。
外観の変更やロゴの変更、Webパーツの配置などを行い、各プロジェクト毎の特色を出して見分けやすくするとよいでしょう。
O365_NewSubSite4

まとめ

トップレベルサイトには全社向けのメッセージ(社訓とか、外部でも参照したい社内のファイルサーバーに保存しないファイル、掲示板、wikiなど)を配置して、個別の案件や取締役、外部ユーザーとの情報交換サイトなどは、サブサイトで行ったほうがアクセス権限の管理がしやすくおすすめです。

チームサイトの作成、カスタマイズについては、Office365MVP中村さんが執筆している「Office365チームサイト活用ガイド 2013年版」がおすすめですので、購入して実際にチームサイトを作ってみてください。

Office365チームサイト活用ガイド 2013年版 (TechNet ITプロシリーズ)
次回の「Office 365 Advent Calendar 2013」は、sophiakunii さんのADFSの記事です!よろしくお願いします。